「出産が終われば、痛みから解放されると思っていたのに……」
そう絶望しているママはいませんか? 私は初めての出産で**「会陰裂傷3度」**という大きな怪我を負いました。さらに、退院直前の再縫合、退院2週間後の「再手術」という、想像を絶する試練を経験しました。
当時は「いつまで子の痛みが続くの…」と毎日泣いていました。 でも、術後8週間で完治しました。
今、痛みと不安で眠れない夜を過ごしているあなたへ。この記事が、あなたの心を支える「お守り」になりますように。
繰り返される痛み:退院前夜の異変と「再縫合」
出産直後の縫合は、局所麻酔が効いていたこともあり、疲れも相まって「痛いけど我慢できる」程度でした。しかし、本当の試練は退院の前夜に訪れました。
急に、座ることすらできないほどの激痛に襲われたのです。赤ちゃんのお世話どころではなく、その夜は赤ちゃんを新生児室に預けて一晩中痛みに耐えました。翌朝、先生に診てもらうと、**「縫っていた糸が切れている」**とのこと。
すぐさまその場で再縫合。これが出産直後とは比べ物にならないほど痛かったのです。おそらく、神経が回復し始めていたからでしょう。しばらくはベッドで過ごし、食事は立ったまま。円座クッションが手放せない生活が始まりました。
2週間検診での絶望。そして「再手術」の決断
2週間検診を迎える頃には、円座クッションがあれば少しは座れるようになっていました。「ようやく治ってきた」と思っていた矢先、先生から告げられた言葉に少しパニックになりました。
「うーん、、、これはちょっと、、もう1回縫っても良い?」
え、待って、またあの痛みを経験するの?そう思うと、さすがに心が折れました。傷口が膿んでしまい、このまま様子見しようかとも言えないほどだと言われました。どうしても縫う時の恐怖が拭えず、看護師さんに泣きながら相談し、**「脊椎麻酔+静脈麻酔」**での手術をお願いしました。
手術室に入るのも怖かったですが、麻酔のおかげで痛みを感じることなく、うとうとしている間に手術は無事に終了しました。
手術直後、大火傷のような激痛との戦い
本当の戦いは、麻酔が切れた後に始まりました。 消灯時間が近づくにつれ、会陰部分が**「大火傷を負っているのではないか」**と思うほどの激痛に変わりました。
どんな体勢でいても痛い。眠いのに痛くて眠れない。 ロキソニンの追加、座薬の鎮痛剤、保冷剤……あらゆる手段を使っても、深夜2時まで一睡もできませんでした。最終的に眠剤を出してもらい、何とか数時間の眠りにつきました。
翌朝、就寝前よりはほんの少しマシかなというくらいで傷口はかなりヒリヒリ痛かったですが、内診のために内診室まで歩かされました。内診では、「膿んでいる部分を切開し、傷の断面が綺麗にくっつくように縫い直しましたよ」と説明を受けました。手術前後の傷口の写真を撮ってありますが見ますかと言われましたが、さすがに見る勇気はなく、怖いので大丈夫ですとお断りしました。見たら余計に痛くなりそうですよね^^;
自宅に帰ってからも、出産後よりも数倍強い痛みとの戦いでした。3時間おきに鎮痛剤を飲み、痛みで悲しくなるたびに「今は寝るのが仕事」と自分に言い聞かせ、ただ横になって過ごしました。
痛みを乗り切るための「生活のヒント」
私が実際にやってみて助かった、具体的な工夫です。
- 授乳のスタイル 座るのがつらい時は、無理に椅子に座る必要はありません。私はベッドの上で赤ちゃんをクッションに寝かせ、「膝立ち」で授乳やミルクをあげていました。搾乳機に頼るのも良いと思います。立ったままでも搾乳できるので、楽な姿勢で無理なく赤ちゃんに栄養を届けられます。
- 薬に頼る勇気 痛みが強くなってからでは薬が効きにくいです。先生の指示に従い、痛くなる前に飲むのがベストです。鉄剤による便秘対策として、酸化マグネシウムの併用も強くおすすめします。
- 寝る時のポーズ 膝を曲げて横向きに寝ると、患部が周囲から直接刺激されず、少しだけ楽になります。それでも同じポーズでずっといると姿勢がだんだん辛くなってくるので、仰向けで足の下に大きめのクッションを入れるなどしてなるべく楽に休める姿勢で寝るのがおすすめです。
家族に甘えることは「回復への近道」
この記事を読んでいる方の中に、「赤ちゃんのお世話が十分にできなくて申し訳ない」と自分を責めている方はいませんか?
私も、手術後は痛みでほとんど何もできませんでした。家事も育児もすべてやってくれた夫には、今でも本当に感謝しています。あの時無理をしていたら、完治はもっと遅れていたのではないかと思います。 ママが笑顔で動けるようになることが、赤ちゃんにとっても一番の幸せのはず。今は「お世話をしないこと」も、立派な育児のひとつだと割り切っても良いんじゃないかなと思います。
再縫合後の痛みの推移
手術後の会陰の痛みを時間経過ごとに表すとこんな感じでした。

縫合して麻酔が切れた後がとにかく最高に痛い!でも痛みは少なからず時間が経過するごとに和らいでいきました。昨日より痛い?と思う日もあってもそれはきっと神経が回復してきているだけ。相当無理な動きをしなければ悪くなることは基本的にないものと思います。
思い返すと、出産で体力を消耗したことで身体全体の免疫が落ちており、そのせいで傷口が膿んでしまったというのもあったのではないかと思います。栄養と睡眠をしっかりとって体を休めることが回復への一番の近道だと感じました。
おわりに:不安は一人で抱えず、誰かに「消化」してもらう
初めての出産で「異常あり」と言われ、再手術まで経験した私は、毎日「なぜ自分だけ」と検索魔になっていました。でも、友達や、同じように帝王切開などの大変なお産を経験した友人に今の状況を話すうちに、少しずつ心が軽くなっていきました。
不安を自分だけで抱えないでください。 専門的なことは先生に。でも、心のモヤモヤは、身近な人に「痛い」「怖い」と言葉にして、消化してもらってください。消極的な自分が嫌になる時は、ChatGPTなどに愚痴をこぼしても良いと思います。全力で励ましてくれるので意外と心の支えになりますよ(笑)
私の場合は、手術から4週間で円座クッションなしで座れるようになり、8週間で完全に違和感がなくなりました。 今のその激痛は、一生は続きません。 体は必ず治ろうとしてくれます。今はただ、自分を一番に労ってあげてくださいね^^


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